プロフェッツ・オブ・レイジが選んだ7枚の「今聴くべきプロテスト・アルバム」とは? トム・モレロらが語る

プロフェッツ・オブ・レイジが選んだ7枚の「今聴くべきプロテスト・アルバム」とは? トム・モレロらが語る - 『rockin'on』2018年6月号より『rockin'on』2018年6月号より

今年3月31日〜4月1日に開催された「Vans Warped Tour Japan 2018 presented by XFLAG」の2日目のヘッドライナーを務めたプロフェッツ・オブ・レイジ

『ロッキング・オン』6月号では、同イベントの出演前に行ったメンバーへのインタビューを掲載。バンドの現在、そして今聴くべきプロテスト・アルバム7枚について、トム・モレロ、B-リアル、DJロードの3人が語っている。

インタビューにてメンバーそれぞれの一番重要なプロテスト・アルバムとは何か、と問われた3人。
まず、B-リアルが1枚のプロテスト・アルバムを挙げた。

俺はまずパブリック・エナミーの『パブリック・エナミーⅡ』になるね。革命的なアルバムだったし、人々を立ち上がらせた作品だったし、みんなに自分自身について、あるいは社会だとか政治についてのある種の意識を持たせてくれたからね。

ちなみに、そのアルバムを作ったひとり、チャックDがたまたま今の俺のバンド仲間なんだけど(笑)……だから、このアルバムはヒップホップにおける最高傑作のひとつで、しっかりとした内容を持っていて、当時の社会でなにが起きていてそれが今にどう繫がっているかを伝えてくれてたという意味で、俺にはその内容のすべてがすごく重要だったんだ。


そしてDJロードはボブ・マーリーのライブ・アルバム『バビロン・バイ・バス』を挙げ、同アルバムについて以下のように語っている。

(中略)これはボブ・マーリーのメッセージをかなり明確に伝えてるし、彼はこの内容を世界中で演奏して、俺が聴いた中でも最高のライブ音源なんだ。そうやってオーディエンスを集わせることでボブがなにをやったかというと、あのライブ(78年のパリ公演を筆頭にしたヨーロッパ・ツアー)の映像を観るとわかるのは、いろんな人種やいろんな背景を持つ人たちがひとつの会場に集っているということで、それこそ政府や当局がやめさせたかったことだったんだ。特にこのパフォーマンスのそういう性格がボブの政治性を打ち出したものになってるんだ。


一方、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーが3人在籍するプロフェッツ・オブ・レイジだが、両バンドの大きな違いについて、トム・モレロは以下のように答えている。

いや、これはもうまったく別なバンドになるんだよ。どんなバンドでも、ライブでもレコーディングでも成功して、聴き手を圧倒するにはやっぱりその顔触れ独自のケミストリーがないとだめなんだ。だから、結成を思い立ってからは実は誰にも知られることなくみんなで練習を何か月も続けたんだよ。

特にこのバンドの実体はどういう存在なのか、このバンドでレイジの楽曲はどうやるのか、PEやサイプレス・ヒルの楽曲をどうレイジ化するのか、オリジナル曲を書いたとしたら、それをどうセットに織り込むかというところで、ものすごく懸命に努力したんだよ。

だから、どのステージでも、お客さんのみんなが観たライブで最高のものにしたいし、全力を注いでるんだよ。そこのコミットメントが違うっていうか、ほかのバンドだったら、たとえば、レイジだったら、レイジは本当にパワーに溢れたバンドなんだけど、バンドの力が注がれるのは場合によっては、バンド内の力関係や問題についてだったりすることが多かったんだ。

だけど、このバンドについては、今日のお客さんをいかに完膚なきまでに叩きのめすかということだけに気持ちを集中できてるんだよ(笑)。それがこのバンド最大の問題でもあるんだけど(笑)。


同インタビューでは、ほかにもトム・モレロが選んだプロテスト・アルバムや、ツアーなどを経たプロフェッツ・オブ・レイジの活動の動機の変化についても語られている。

トランプ政権など、アメリカの様々な問題により「緊急招集」されたプロフェッツ・オブ・レイジが選んだ「プロテスト・アルバム」とは? その全容は『ロッキング・オン』6月号にて確認を。



『ロッキング・オン』6月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144391

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