『獣になれない私たち』初回放送で多くの人の胸に刺さった「ある一言」とは?

新垣結衣と松田龍平がダブル主演を務め、脚本は野木亜紀子ということで、今期スタートする連続ドラマの中でも特に注目の『獣になれない私たち』。

第1回目は「『全ての頭でっかちな大人』に送る、ラブかもしれないストーリーが始まります!」と公式サイトなどで書かれていた謳い文句からイメージしていたよりも、現代の日本の社会で働く大人の息苦しさや生きづらさも感じさせるハードな内容だったように思う。

というのもガッキー演じる深海晶、30歳はECサイトの制作会社の営業アシスタントなのだが仕事が出来すぎるが故に、色んなことを引き受けてしまい常に損な役回り。その描写もかなりリアルで、クライアントに土下座をさせられ、相手の男が「なんちゃってって言ったじゃ〜ん」とか言いながら彼女の頭をナデナデするシーンは鳥肌モノだったし、いつも笑顔だった彼女から光が消え、深夜に電車の線路に吸い込まれそうになる場面だって、流れとしてはとてもよくわかるというか‥‥‥‥だからこそ恐ろしいものだった。

晶が行きつけのクラフトビール店で知り合った、松田龍平演じる根元恒星は彼女に「バカになれたら楽なのにね」と言った。この言葉がこのドラマにおけるひとつのキーワードなのかもしれない。

そして、最後に晶は、何かのタガが完全に外れてしまったかのように、それまでのキャリアウーマン風のファッションからガラリと変貌を遂げた大胆なファッションで出社した。ブーツにサングラスにライダースジャケット。そんなアイテムで武装した彼女は、これからどうやって仕事や結婚や恋に立ち向かって行くのだろう。初回から、かなり濃いものを見させてもらった上に、全く読めない今後の展開に期待したい。(上野三樹)

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