世界最古の英レコード店、モリッシーの作品の販売を取り止めたことが明らかに

世界最古の英レコード店、モリッシーの作品の販売を取り止めたことが明らかに

5月22日に60歳の誕生日を迎えたモリッシーだが、この度世界最古のレコード店であるSpillers Recordsがモリッシーのレコードの販売を取り止めたことが明らかになった。

「Wales Online」の報道を元に「Stereogum」が報じるところによれば、ウェールズの首都カーディフにある同レコード店は、モリッシーが極右政党を熱心に支持していることを理由に、彼の作品を取り扱わないことを決めたという。

今月に入り、モリッシーはイギリスの極右政党「For Britain」への支持を表明し、ブロードウェイのレジデンシー公演で政党ロゴの入ったバッジを身につけていた。さらにはTV番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」でパフォーマンスした際も「For Britain」と入ったピンをつけていたという。同政党を立ち上げたアン・マリー・ウォーターズは、彼に感謝する動画を投稿している。


SpillersのオーナーであるAshli Toddは「Wales Online」の取材に対し次のように語っているとのことだ。

Spillersがもはやモリッシーの作品を取り扱うことができないということについて、悲しいですがもう驚きはありません。もっと早くこうすべきだったと思うだけです。


モリッシーはハラール肉は「悪」だとしてISISとの関連性を語ったことが話題になった他、「人種差別やファシズムを軽蔑する」としてムスリムへの支持を表明する一方で極右政党「For Britain」を支持していることを認めている

なお、5月24日にカバー・アルバム『California Son』がリリースされる予定だ。
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