エルトン・ジョンが新型コロナウイルスの感染拡大を受け、キャリア最後となるツアー「Farewell Yellow Brick Road」の北米レグを、2021年に延期したことが明らかとなった。
「Pitchfork」によると、現地時間5月22日にサウスカロライナ州コロンビアにてスタートし、7月8日にミズーリ州カンザスシティで幕を閉じるはずだった北米ツアーが2021年に延期されたという。
その前にもエルトンは、同じ理由で3月26日から5月2日に予定していた北米公演を延期しており、パンデミックが終息すれば5月22日からのレグを敢行する計画だったとのことだが、終息の見通しが立たなかったため延期せざるを得なかったようだ。
今回の延期について、エルトンの公式Twitterが次のようなメッセージをファンに向けて投稿している。
エルトン・ジョンは、2020年5月22日から7月8日まで予定していた「Farewell Yellow Brick Road」北米ツアーの延期を報告しなければならず、非常に残念に思っています。
この辛い決定は、保健機関が新型コロナウイルスの感染拡大を加速させるリスクがある集会に懸念を示して注意を喚起していることを踏まえ、ファンの安全と健康を優先し下されました。
延期された公演の振替えスケジュールは、近日発表される予定だ。
なお、エルトンはレディー・ガガが主催した、新型コロナウイルスとの闘いを支援するチャリティ・イベント『One World:Together At Home』に出演していた。