過去に、ジャスティン・ビーバーから性的暴行を受けたという女性2人がSNSで名乗り出て、ジャスティンを告発していることが明らかとなった。
「Pitchfork」によると、ジャスティンは告発の内容について否定しているという。
まずDanielという女性の、現在は削除されているTwitterの投稿によると、2014年3月9日にテキサス州オースティンで開催されたイベントでDanielはジャスティンのマネージャーに声を掛けられ、フォーシーズンズホテルに招かれたという。
その後、ホテルにいるジャスティンを女友達2人と訪れたDanielは友人と別々にされ、Danielはジャスティンに「このことは他言無用で、さもなければ深刻な法的問題に巻き込まれる」と警告されたとのこと。
続けて二人は軽くキス。それ以上の行為を望まないとDanielは伝えたものの、ジャスティンは彼女の同意がないまま事に及んだそうだ。
もう一人はKadiという女性で、2015年5月5日にニューヨークのランガムホテルでジャスティンに性的暴行を加えられそうになり、Kadiはジャスティンの股の間を蹴り上げて逃げたとTwitterに投稿していたという。
ジャスティンは、Danielという女性の告発について完全に否定しており、「2014年3月9日に、テキサス州オースティンのフォーシーズンズホテルで俺が性的虐待に加わったとの話についてハッキリさせておきたい。この話に真実はない。その場所に俺がいなかったことを事実として証明するよ」とツイートしていた。
続けてジャスティンは、「彼女(Daniel)が言うように、俺はオースティンのSXSWでステージに上がって観客を驚かせ、ステージ脇に当時のアシスタントを従えて2曲ほど歌った。この人物(Daniel)は知らないだろうが、その時に俺は元カノのセレーナ・ゴメスと一緒にイベントに参加していた」とツイートし、その事実を報じたニュース記事のリンクやセレーナと通りを歩いている画像も投稿している。
さらにジャスティンは、3月9日はフォーシーズンズホテルではなく、セレーナや友人と一緒に民泊サイトAirbnbで借りた場所に泊り、翌日10日はウェスティンホテルに宿泊したとの事実と、その両日の領収書もツイート。また、フォーシーズンズの地域マネージャーに、自分が問題の日にホテルに姿を見せていないとの確認を取っているとも投稿している。
一連のツイートで最後にジャスティンは、「性的虐待に関する全ての告発は深刻に受け取られるべきであり、だから俺の言い分が必要になった。事実上、この告発は不可能であって、Twitterと当局と協力して法的措置に講じるつもりだ」と訴えていた。
なお、現時点でジャスティンは、Kadiの告発について具体的にはSNSで言及していないようだ。