「アルバムを3枚作ってきて、かなりアンセム的な曲を書き上げることにも成功してきた。コーラスがわかりやすくて、歌詞がどこまでも高揚する曲とかね。だから、いずれやり尽くしてほかの領域を探っていくことになるのは明らかだった」
クラシックなハード・ロックをどこまでも今に蘇らせる、そんな魅力で知られるザ・ストラッツだが、その新作『ストレンジ・デイズ』がとんでもないことになっている。というのも、これまで一貫してハード・ロックを追求してきたのに対して、モダン・ロックやブルース・ロックなども織り交ぜて、インディ・ギター・ロックまで聴かせる厚みをたたきつけてきた作品だからだ。コロナ禍の中であえて制作されたアルバムであることは11月号のインタビューでも語られているが、実はこれまで見過ごしてきた自分たちの多様性とオリジナリティが初めて本格的に開花した、あまりにも重要な作品となっているのだ。今回はその意味合いや、バンドの背景などをルーク・スピラー(Vo)が熱く語ってくれた。(高見展)
ザ・ストラッツのインタビューは、現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。