2016年1月10日に亡くなったデヴィッド・ボウイの5周忌を迎えるにあたり、妻だったイマン・アブドゥルマジドが結婚生活を振り返っていることがわかった。
「Harper's BAZAAR」のインタビューを報じた「Consequence of Sound」によると、1992年にボウイと結婚したイマンが、24年間にわたる幸せだった生活について語っている。
「デヴィッドは私たち全員の心に毎日存在しています。彼は私の真実の愛の相手で、一度、私の娘に再び結婚するつもりがあるのか訊かれたのですが、『絶対にない』と答えました」
そして、イマンは二人の結婚生活は煌びやかなものではなく、ごく普通でありふれた日々だったとも述べている。
「デヴィッドは本当に面白くて心温かい紳士でした。誰もが夫のことを奇抜だと言っていたけれど、それは違います。夫は何よりもスリーピースのスーツを着るのが好きだったんです。美しい普通の生活で、そこが素晴らしいところでした。私たちはニューヨークに住んでいて、娘を学校に迎えに行き、どこにでも歩いて行っていました……。あと何年も夫と過ごせたらよかったのですが」
さらにイマンは、ボウイの命日は辛い時期だが、まだ彼のファンが周りにいて、音楽で繋がっているという事実に癒されているとも語っていた。
なお、誕生日となる1月8日に、ボブ・ディランの“Tryin’ to Get to Heaven”と、ジョン・レノンの“Mother”をカバーしたボウイの未発表音源がリリースされる予定だ。
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