ジョン・ボン・ジョヴィがボン・ジョヴィの初期を振り返り、当時、マネージャーから強くアドバイスされたことについて明かしている。
「The Guardian」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、ジョンはボン・ジョヴィの初期時代に、ヘヴィなロックバンドよりもポップ寄りのアーティストとツアーしたいと思っていて、その点についてマネージャーからアドバイスされたと語っている。
「僕が、『カーズやブライアン・アダムスなんかのポップ・グループとツアーしたい』と言ったら、マネージャーに、『いいや。ジューダス・プリーストやキッス、スコーピオンズと一緒にプレイする方法を学ぶんだ』と言われたんだ」
マネージャーは、ロック・ファンは人気上昇中の若手バンドを受け入れてくれる可能性が高いと主張。ポップ・アーティストのファンは気持ちが移ろいやすいが、ヘヴィ系ロックバンドのファンは忠誠心が厚いとしてジョンを諭したそうだ。
マネージャーのアドバイスに従い、1986年にボン・ジョヴィは『Slippery When Wet』をリリースして、ジューダス・プリーストとツアーを開始。ジョンは、それ以前にはジューダス・プリーストを聴いたことがなかったとも明かしていた。
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