マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン3ヶ月連続インタビュー最終回。知られざる混沌の時代を、今だからこそフランクに語り尽くす。そして新作をめぐる決定的発言へ!

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン3ヶ月連続インタビュー最終回。知られざる混沌の時代を、今だからこそフランクに語り尽くす。そして新作をめぐる決定的発言へ!

「(新作を出すことについては)イエス。絶対に。いや、ほんと、できれば今年中に出す計画で僕たちはやっているよ。うん、100%、その意思だ」


マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの最初の黄金期=90年代前後を中心に話を進めてきたが、最終回は一気に現在〜未来にまで視野を広げる。

『ラヴレス』から実質上の解散、再結成、そしてまさかのサード登場までの20余年――その間もメンバーは別個のプロジェクトに参与し、ケヴィンはプライマル・スクリームへの一時加入を筆頭に多岐にわたるソロ活動で話題を集めていたとはいえ、このあまりにドラマチックな不在期間は数々の風聞を生み、彼らに一種の「モダン・ロックの悲劇」のオーラを添えた。

バンドにとってデリケートであったはずのこの混沌とした時期を、今だから可能な包括的な視点からケヴィンはフランクに語ってくれた。それはMBVが彼自身にすら制御不能な「フォース」であることを自覚し受け入れていく過程だったとも言えるし、ゆえに彼は無理強いすることなしに機が熟するのを、霊感の訪れを待つ姿勢をとれるようになったのだろう。

90年代から萌芽していた音楽が見事な復活作『m b v』に結実したことで、真の意味でMBV第2章が始まるのは次作からだと思う。そこに待つ新たな音世界、そして未来の光景が楽しみでならない。(坂本麻里子)



マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのインタビューは、現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン3ヶ月連続インタビュー最終回。知られざる混沌の時代を、今だからこそフランクに語り尽くす。そして新作をめぐる決定的発言へ! - 『rockin'on』2021年8月号『rockin'on』2021年8月号

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