SPYAIR、IKE(Vo)脱退を発表

SPYAIR、IKE(Vo)脱退を発表
SPYAIRが、IKE(Vo)の脱退を発表した。

IKEは、持病の潰瘍性大腸炎の再燃したことにより療養をしていたが寛解には至らず、本人から音楽活動に区切りを付けるという希望もあり、この2022年3月末日をもってSPYAIRから脱退し、(株)ソニー・ミュージックレーベルズを退所することとなった。UZ(G・Programming)、MOMIKEN(B)、KENTA(Dr)の3名は、引き続きSPYAIRとして活動を続け、IKEの今後に関しては現時点では未定とのこと。

なお、今後開催予定だった「AIR-GATE LIVE 2022」および「JUST LIKE THIS 2022」は、この発表に伴い開催中止になるという。チケット払い戻しについては、改めてアナウンスされる。詳しくはオフィシャルサイトにて。


【SPYAIR・IKE(Vo) コメント】
応援してくれたSPYAIRに関わる全ての皆さまへ

SPYAIRは路上から始まった小さなバンドでした。
時間と共に、1人また1人と仲間が増え、1万人の前でワンマンライブが出来るような大きなバンドになれました。それは4人が描き続けてきた夢の舞台です。
まずは、ここまで大きくしてくれたファンの皆さまに最大の感謝の意をお伝えします。

そして、このような報告になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。
私、IKEは2022年3月末日をもってSPYAIRを脱退致します。

私は潰瘍性大腸炎という難病を患っています。
最初に発病したのは2019年夏です。その際は入院を経て一度は寛解期へと至りました。
しかし今年1月初頭に再検査した結果、再燃期と呼ばれている状態に戻ってしまいました。
おおむね治療は終えたのですが、寛解には至らず、通院しながら日常生活に差支えない日々を送っております。

この病気はいつ完治する、といったものではなく付き合っていくものです。
そんな中でボーカリストとして音楽活動を続けていくことは難しく、再燃したこのタイミングでバンドからの脱退を申し出ました。
そして今回、メンバー、スタッフと協議を重ね、この決断に至りました。
どうかお許しください。

まだ何もかもがあやふやで、進んでみなければわからない道ですが、原点に立ち戻り、
ひとりのボーカリストではなく、ひとりの人間として生きてみようと思います。
大変身勝手ではございますが、これがSPYAIRを脱退するに至った経緯です。

最後になりましたが、未熟な私を今まで支えてくれたファン、メンバー、関係者の皆さま、そして家族には感謝しかありません。

全ての関わってくださった皆さまのご多幸を願っております。

2022年3月31日
SPYAIR IKE

【SPYAIR・メンバー コメント】
SPYAIRを応援し支えてくださっているファンの皆さま、関係者の皆さまに突然このようなご報告をすることになってしまい誠に申し訳ございません。

そして予定していたライブが実現できなくなってしまったことを心よりお詫び申しあげます。

この度の「IKE脱退」に関して、
正直なところまだ僕達自身何も現実味がありません。
今まで約20年間バンド活動を一緒に続けてきて、これから先も10年、20年と共に音を鳴らしていく未来があるんだと思い込んでいました。
今年も富士急に集まってIKEの声を中心に音楽を鳴らす未来が待ってるんじゃないかと今でも思ってしまっています。

IKEから「SPYAIRを続けることができない」そう言われてから、何度も話し合い、沢山の未来を考えてきました。

IKEの声がないバンドを続けるべきなのか?
仮に他の素晴らしいシンガーが歌ったとしてそれは果たしてSPYAIRなのか?

何が正解なのかは未だに分からないのですが、
僕達は這いつくばってでもSPYAIRの音楽を守り、鳴らし続けることを選択しました。

今まで通り皆さんがバンドを応援してくれることが難しいのは分かっています。
それでも僕達はバンドを続け、音楽を鳴らし続けていくので、これからも温かく見守っていただけると幸いです。

結成からの約20年間、沢山の素敵な景色を共に見られたことが大切な大切な宝物です。

2022年3月31日
SPYAIR
UZ・MOMIKEN・KENTA



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