2026年1月4日、京セラドーム大阪という、バンド史上最大規模の会場でのライブを見事成功させながら、Saucy Dogは約半年にわたる休止期間に突入した。それは昨年夏頃から石原慎也(Vo・G)によって告知されていたことで、確かに結成以来ほとんど足を止めずに活動を続けてきたサウシーだから、たまには休みも必要だよねと思って納得していたつもりだった。しかし京セラでのライブが、スリーピースのひとつの到達点とも思えるほどにタイトで完成されたものだっただけに、すぐに「この先」が見られないことを寂しく思う気持ちは否めなかった。たった半年、されど半年。10年を駆け抜けた今、サウシーはなぜこの休みを必要としたんだろう?いるのが当たり前になっちゃって、あんまりお互いを思いやれてない時間が多かった。休みのきっかけのいちばんはそれですね
今回のインタビューは、東京ガーデンシアターでの「NOW LOADING...」で無事ライブ復帰を果たした今だからこそ、その真相に迫ろうと思い企画したものだ。久しぶりの取材で会った3人は思った以上に朗らかで、穏やかで、元気そうだった(特に秋澤の天真爛漫さは写真からも伝わると思う)。いい休みを過ごせたんだなと思えたし、またフレッシュな気持ちでライブや作品を届けてくれるんだろうなと素直に思える空気に包まれていた。ここからお届けするのは、石原慎也への単独インタビュー。いつもよりだいぶリラックスした発言から、そのリアルを感じてもらえるはずだ。では行きましょう。
おかえり、Saucy Dog。
最近どう?インタビュー=安田季那子 撮影=小林真梨子
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年10月号より抜粋)





