元ザ・ストーン・ローゼズのベーシストで、現在はプライマル・スクリームで活躍しているマニが、最近のイギリスの音楽シーンは「おそろしく退屈」だと酷評している。
8月11日にリリースされた20周年記念盤が今週のUKアルバム・チャートで5位に入ったストーン・ローゼズのデビュー・アルバムについて語りながら、マニはこの作品がいまだに若手バンドたちの作品より優れていること、それによって彼らがさらなる努力をするよう鼓舞していることなどについて話している。
「20年が経過した今でも、あれ(『ザ・ストーン・ローゼズ』)は変わらず新鮮で、俺たちの王冠を狙っている月並みで、キャリア志向で、おそろしく退屈で、無難で、想像力のない音楽の洪水の中で光彩を放ち続けているんだ」
「俺たちは時代の何光年も先を行っていたし、ストーン・ローゼズのアルバムはこれからもいつだって新しく出てくる自称スーパーグループたちの何光年も先を行くだろうさ。じっくり聴いてさめざめと泣くんだな。自分の分際を思い知るだろうさ! もう一度学校に戻ってもっと努力しろよ。巨匠から学ぶんだ」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
マニ「今の音楽シーンはおそろしく退屈」
2009.08.19 21:23