オノ・ヨーコが、昨日9月9日にリリースされたザ・ビートルズのリマスター盤のうち、特に後期の作品が良かったとNME.COMに語っている。
ビートルズ全作品のうち一番リマスタリングの恩恵を受けているのはどのアルバムかという質問に対し、オノは全部良いので1枚を選ぶのは難しいと答えたが、スタジオ・ワークを重視した後期の作品群はファンにとって興味深いものになっているだろうと話している。
「(一番いいのは)最初の頃のものではないかもしれないわね。初期のアルバムは以前から変わらないというか…すでに『そこにある』ものだったのよ」とオノは言う。「でももう少し複雑になっていった後期のアルバムでは、今私たちが聴いているものほど前はサウンドがクリアでもラウドでもなかったわよね。リマスタリングはそういうレコードにとてもよく合っていると思う」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
オノ・ヨーコ「ビートルズのリマスター盤、後期作品が良かった」
2009.09.10 18:40