来年の1月12日に2ndアルバム『Contra』をリリースするヴァンパイア・ウィークエンドが、新作に先立って「変なものをリリースする」と語っている。
「ある変なものをリリースしようと思っているんだ」とキーボード兼プロデューサーのロスタム・バトマングリはウェブサイトStereogumに話している。「まだ秘密はばらしたくないけど、ちょっとふざけたことをしてみようと思ってね。レコードを出した後より、出す前にふざけたほうが面白いだろ?」
また、新作のオープニング曲“オルチャータ(Horchata)”では、アフリカの楽器のほかに、eBayで手に入れたヤマハのサンプリング・キーボードVSS-30を使用しているという。「1度声を入れると、キー全体にその音がプログラミングされるんだ。それを弾くだけで簡単に刺激的なメロディを作ることができる。声のピッチが上下に揺れ動いてね。“オルチャータ”はバッキング・ボーカルが中心になっている曲でもあって、複雑なテクスチャーが作り上げられている。最初のレコードにはなかったタイプの曲だ」
ボーカルのエズラ・クーニグは新作の歌詞についてピッチフォークにこう語っている。「単純な『エリート主義者をぶちのめせ』みたいな歌は作りたくなかった。多くの人は『自分以外はみんなろくでなしか、新しがり屋か、先進国の甘ちゃんさ』とか言って自分を他の事物への対抗者として位置づけようとするよね。そういう風に手近なターゲットをこき下ろす歌を書くのは簡単なんだ……自分が同意できない人や、非難すべきだと思う何かを代表している人に対して共感を持つことについての歌を書くほうがよっぽど難しいよね」
「究極的には、難しい問題を様々な視点から考えるということは、自分の生き方や他人への態度を改めていくということなんだ。それって前向きな姿勢だよね」
V・ウィークエンド「変なものを出す」
2009.10.03 11:00