イギリスではついに16年ぶりのアルバム・チャート1位を実現したローリング・ストーンズの『メインストリートのならず者』のリマスタリング再発盤だが、アメリカでは7万6千枚を売り上げたものの、1位の座を惜しくも逃して2位に甘んじることになった。1位に輝いていたら81年の『刺青の男』以来29年ぶりの快挙となったはずだった。
1位に輝いたのは人気テレビ番組『Glee』の3枚目のサントラとなる『Glee: The Music, Volume 3 Showstoppers』。この番組、とある高校の合唱部がさまざまなアーティストの楽曲のカバー曲を毎週披露していくという内容で、今回のサントラにしてもビートルズの“ハロー・グッドバイ”があれば、U2の“ワン”もあるし、おまけにパーラメントの“ギヴ・アップ・ザ・ファンク”までやっているのだから、ある意味、最強といえば最強なのだ。セールスも13万6千枚と桁違いの強さを見せた。
一方、3位にはブラック・キーズの『ブラザーフッド』が入って大健闘。このユニットの魅力をあらためて打ち出した快作だけに納得のいくところ。ほかには5位にNASとダミアン・マーリーの『ディスタント・リラティブス』、7位にバンド・オブ・ホーセズの『Infinite Arms』、そして10位にLCDサウンドシステムの『ティス・イズ・ハプニング』がつけている。