スレイ・ベルズとビヨンセのコラボレーションの行方はいかに?

スレイ・ベルズとビヨンセのコラボレーションの行方はいかに? - スレイ・ベルズ 2010年作 『トリーツ』スレイ・ベルズ 2010年作 『トリーツ』

M.I.A.を発掘したことで有名なDJ/プロデューサーのディプロとあのビヨンセと同時にコラボレーションを行ったというスレイ・ベルズだが、そのコラボレーションが果たしていつ日の目を見ることになるのかはまったくわからないという。

スレイ・ベルズのギターのデレク・ミラーはニューヨークのスタジオでディプロとともにビヨンセとのコラボレーションを行っていて、ディプロがその様子を自身のサイトでも先月報告していた。2月14日に行われたNME大賞ツアーのライブにスレイ・ベルズとして出演したデレクは、出番前にNMEにその時のコラボレーションについてこう語っている。

「あのコラボレーションが果たして本当にリリースされるのかどうか、まったくわからないよ」とデレクは説明している。

「つまり、ビヨンセっていうのは一緒にやってみたい人とは誰であろうとやってみるんだよね。だから、いつも30人か40人くらいのプロデューサーとの作業を続けてるんだよ。そういうのはさ、もうぼくたちが見聞きしてるような世界とはまるで次元が違うから。だから、ぼくとしては一緒にやったんだなっていうその音源を聴くだけですごいなあって思うことであって、それがその先どうなるかなんてもうまるで計り知れないことなんだよ」

また、ビヨンセが今年のグラストンベリー・フェスティバル出演を確定させていることについては「すごいことだ」とデレクは語っていて、一緒にステージを飾ることになったら、それこそ夢がかなったような出来事になると話している。

「そんなことが起きたら嬉しくてしようがないけど、まず絶対に起きねーよ」とデレクは笑い飛ばしてみせた。「ビヨンセは世界クラスのパフォーマーで、トップにいるような人なのに、ぼくたちと共演するかって? そりゃないって」。

「わたしたちはすごい大ファンだから、それは本当に夢みたいなことになっちゃうわね」とボーカルのアレクシス・クラウスは語る。「さっきも話してたんだけど、ビヨンセとばったり会ったりしても、『あなたたちがこの共演騒ぎの元となった困ったちゃんね!』ってたしなめられんじゃないかっていう話になってたの」。

ライブでは2人は『トリーツ』からの楽曲を披露し、特に“クラウン・オン・ザ・グラウンド”ではアレクシスがクラウド・サーフィンに身を任せる瞬間などもあった。

なお、ビヨンセのグラストンベリー・フェス出演はビヨンセ自身の談話としてビルボード誌で明からになっている。

スレイ・ベルズのセットリストは以下のとおり:

'Infinity Guitars'
'A/B Machines'
'Kids'
'Treats'
'Riot Rhythm'
'Straight A's'
'Holly'
'Rill Rill'
'Tell 'Em'
'Crown On The Ground'

(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする