エアロスミスのトム・ハミルトンががん治療手術を受けていたことが判明

エアロスミスのトム・ハミルトンががん治療手術を受けていたことが判明

エアロスミスのベースのトム・ハミルトンは舌と喉のがん治療のために大がかりな手術を受けたという。

もともとトムは2006年に舌がんにかかっていると診断され、その後、がんの放射線治療を受けていたため、ツアーからもしばらく姿を消すことになった。この年、トムはがんが完治したことを宣言したが、今年になってトムはがんが再発し、声帯にまで広がったことを発表していた。

トムは先週、がん除去のためレーザー手術を受けたとのことで、喉や気管には一切損傷はなかったとKsat.comが伝えている。相当に「過激な」手術だったそうだが、どうやら成功に終わった模様だ。

バンドは現在、2004年の『ホンキン・オン・ボーボー』の次回作となる、15枚目のスタジオ・アルバムに取りかかっているとされている。この新作の制作はこれまで何度も延期を余儀なくされていて、昨年はボーカルのスティーヴン・タイラーが脱退するのではないかとも危ぶまれてもいたが、イギリスで行われたダウンロード・フェスティヴァルではしっかりスティーヴンがボーカルとして出演をこなしていた。最近では、スティーヴンがアメリカの人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の最新シーズンで審判員を務めたため、さらにアルバム制作が先延ばしにされるということもあった。

エアロスミスは11月22日金沢から12月10日札幌まで、ここ日本で7年ぶりの大規模な来日ツアーを行う。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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