マイケル・ジャクソンがボツにしたというドキュメンタリー映像が今月ロンドンのオークションに出品される。
映像は1993年の『デンジャラス』ツアーのうちのアルゼンチンでの模様を収録したもの。出品はマイケルの元運転手という人物で、オークションを取り仕切るフェイム・ビューロー社は最低入札価格を400万ポンド(約5億1200万円)に設定しているが、さらに値をつけていくものと見込まれている。
ジ・インディペンデント紙が伝えるところによると、匿名の元運転手はマイケルが映像の放映をボツにした後、映像のVHSテープを贈られたと説明しているという。マイケルはドキュメンタリーの出来に不満で、そのため公開や放送も見送られ、製作に関わったスタッフは全員解雇されたという。
元運転手によれば、テープは自身の「移動業務」に対する「褒美」のような形で与えられたとのことで、2009年のマイケルの死後、元運転手は映像の一部をネットでも公開もしていた。ただ、マイケルのレコード会社と弁護士らに、映像の使用権はレコード会社にあると迫られ、公開を中止したそうだ。アメリカの法律では元運転手にテープの映像を複製して販売する権限はないが、映像そのものを第3者に売却する権利はあるとのことだ。
フェイム・ビューローの代表テド・オーウェンはこう語っている。「この映像のクォリティー、使用されているカメラの台数、そしてパフォーマンスそのものの近さを考えると、この映像がようやく一般に観られることを本当に嬉しく思います」。
2009年の急死以後、マイケルゆかりのものが数々オークションにかけられているが、11月8日にはアイルランドでマイケルが着用していたというシルク・パジャマとベッドが落札されている。さらに今年の6月にはマイケルが“スリラー”のヴィデオ・クリップで着ていた赤いレザー・ジャケットやマイケルがステージで使用していた白手袋やフェルト帽などが出品されている。
また、11月7日にはマイケルの主治医だったコンラッド・マレー医師に対する有罪評決が確定し、マレー医師への刑の宣告が29日に行われる。
フェイム・ビューローが公開したマイケルの未発表映像の一部はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=MrQ_YO_Tjkg&feature=player_embedded
(c)NME.COM / IPC Media 2011