アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任

  • アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任
  • アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任
  • アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任
  • アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任

アンダーワールドが、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任したことがロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会(LOCOG)によりアナウンスされた。

リック・スミスとカール・ハイドによるアンダーワールドは、来年2012年7月27日に行われる3時間におよぶ開会式にて、芸術監督を務めるアカデミー賞受賞監督ダニー・ボイルと協力し、音楽監督を担当する。

ダニー・ボイルが手がけた1996年の映画『トレインスポッティング』にアンダーワールドの1995年のシングル“Born Slippy”が起用されて以来、2007年のダニー・ボイル監督の映画『サンシャイン2057』にアンダーワールドの“A Life Less Ordinary”“The Beach”の2曲が提供され、サウンドトラックを両者共同で制作、2010年にはイギリスにて上演されたダニー・ボイル監督の王立国立劇場制作舞台『フランケンシュタイン』でアンダーワールドがスコアを担当するなど、両者は長年にわたってコラボレーションを行ってきた。今回の就任に対するそれぞれのコメントは以下のとおり。


ダニー・ボイル
オリンピック開会式の音楽監督に就任したアンダーワールドは、式を実行するイギリスのクリエイティヴ・チームというパズルを完成するための最後のピースだった。
彼らとの仕事が興味深いのは、彼らのテイストが、皆さんが想像するより遥かに幅広いということにある。『フランケンシュタイン』を通して、過去に映画で仕事したときより、私たちはさらに幅広いアプローチに挑戦することが可能だということを目の当たりにできた。

リック・スミス
王立国立劇場で上演された『フランケンシュタイン』のプロジェクトは、まったく新しい環境で、作曲家として、音楽監督として自分たちの可能性を試す素晴らしい機会だった。ダニーからは、音楽含めサウンド全般を担当してほしいと言われて、幅広い可能性の中で仕事できるようにサポートしてくれたんだ。古典文学に基づく作品を手がけるのは僕たちにとって大きな挑戦だったけど、結果的に、これまでで最も楽しめたプロジェクトになったよ。

カール・ハイド
僕たちはこの開会式に関して、映像だけではなく、音楽が人々の記憶に残るようにしたいと思っている。この仕事を依頼されたことはとても光栄だし、真摯に取り組むよ。これは今後二度とあるような話じゃないからね。


なお、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのセレモニーの指揮を務めるクリエイティヴ・チームとして、スティーヴン・ダルドリー、マーク・フィッシャー、ハミッシュ・ハミルトン、キャサリン・アグゥが4つのセレモニーの総合プロデューサーに、大英帝国勲章の受賞経歴を持つジェニー・シーレイとブラッドレイ・ヘミングスがパラリンピック開会式の芸術監督に、テイク・ザットのクリエイティヴ・ディレクターを務めるキム・ギャヴィンがオリンピックおよびパラリンピック閉会式の芸術監督に就任することがすでに発表されている。ステージ&コスチューム・デザイナーのエス・デヴリンと、ボンド映画の作曲家としても知られる音楽プロデューサー、デヴィッド・アーノルドもキム・ギャヴィンとともに閉会式の制作に参加することが決定している。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする