先月20日のリアーナの誕生日に公開したシングル"バースデイ・ケーキ"で元交際相手のクリス・ブラウンと共演して話題を呼んだリアーナだが、ライヴやヴィデオで肌をさらすことでより落ち着くと語っている。
ウィメンズ・フィットネス誌の取材に応えてリアーナは服をなるべく剥いで肌をさらすことで、自分の身体やスタイルのコンプレックスを乗り越えてもっと自信を持てるようになったと語っている。
「裸になればなるほど落ち着けるって感じるようになって。自分で怖がっていたものと向き合えばいいんだってことなのね」
さらにリアーナは次のように説明している。「誰だって自分のみてくれの粗探しはできちゃうものだし、ひとつのコンプレックスがまた別なコンプレックスとなっていって、恥ずかしくなってきて自意識過剰になってくるものなのね。しばらく経ってからわたしも『じゃあ、最悪なのはどういう状況かな?』って考えてそれだけは避けるようにして、かえってほかではもっと大胆にいろいろやってみることにしたのね」。
「自分の身体なんてどんなことになっても変わりっこないんだからってしっかり自覚することがよかったっていうか。服を着てても服を脱いでも、どっちにしても同じ形の身体なんだからって自覚することなのね」
その一方でイギリスの元祖オーディション番組『ポップ・アイドルズ』出身で初代優勝者の歌手ウィル・ヤングはリアーナが若い女性にとって好ましくない手本となっていると難癖をつけている。ウィルはリアーナの作品の歌詞が若い女性を元気づけるものではないとしていて、また前作『ラウド』からの"S&M"のヴィデオでリアーナが観せる別の女性とのキス・シーンなどは「ただわいせつなだけ」だと切り捨てている。
さらに『トーク・ザット・トーク』からの"ウィー・ファウンド・ラヴ"のヴィデオについても、相手役のダドリー・オショネッシーにお尻を叩かれたり、リアーナがお尻に「俺のもの」などとタトゥーを入れられるシーンなどがレイプ撲滅団体などから女性の品位を貶めていると批判を浴びている。
なお、リアーナは4月13日に公開される映画『バトルシップ』に浅野忠信らと出演している。
(c) NME.COM / IPC Media 2012