5月30日に『イズント・エニシング』『ラヴレス』のリマスタリング再発をリリースしたマイ・ブラッディ・ヴァレンタインだが、長らく取りかかっているという新作についてケヴィン・シールズはザ・ビーチ・ボーイズの問題作『スマイル』のような作品だと語っている。
ケヴィンはこの作品について元々は1990年代初頭に取りかかり、「実験的」プロジェクトとして始まり、作品のアイディアは伝統的なやり方とは違うアプローチで楽曲をレコーディングしていくことだったと『NME』に語っている。
「もともとのアイディアはいろんなパートを、リフとかコードの変わり目とか、そういうものを曲にしないようにひとつにしていくことだったんだよね」
さらにケヴィンはこう続けている。「最後になって初めてまとまってくるような、印象主義的なアプローチで取り組んだらどうなるかなって思ったんだ。たぶん、ちょっと(ザ・ビーチ・ボーイズの)『スマイル』に影響されてたのかなって思うけど」
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは『ラヴレス』以降、90年代半ばから新作に取りかかっていたとされているが、その後、バンド内の不和やレーベルとの確執がもとでそのまま作品は棚上げになっていて、『ラヴレス』以降はリリースをまったく行っていない。ケヴィンはいずれ近いうちに新作をリリースするとここにきて語ってきている。
なお、バンドのベースのデビー・グージがプライマル・スクリームのツアー・ベーシストとして参加することになったことが発表されている。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのほか、ザ・スノウ・ポニーやビキニ・ミュータンツなどにも加わったことのあるデビーだが、前ベースのゲイリー・"マニ"・モーンフィールドがザ・ストーン・ローゼズ再結成に参加するためプライマルを脱退したため、その後任を務めることになった。
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