レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスは8月14日から向こう半年の間に9枚の両A面シングルをリリースすることについて「すごく気に入ってるから出したいだけなんだよ」と『ビルボード』誌に語っている。
バンドは向こう半年間かけて両A面シングルをダウンロードと7インチ・アナログ盤として9枚リリースしていくことを発表しているが、どのトラックについても『アイム・ウィズ・ユー』のレコーディング・セッションで制作された音源だと明らかにしている。8月14日にはまず第1弾となる"Strange Man" / "Long Progression"をリリースし、9月11日には第2弾"Magpies" / "Victorian Machinery"、10月2日には第3弾"Never Is a Long Time" / "Love of Your Life"のリリースが決定している。
今回のリリースについてチャドは次のように説明している。「このまま失われることになるのも嫌だから、ファンのためにも出しちゃうことにしたんだ。さもなきゃ、2020年くらいにワーナーがボックス・セットを出す頃までお蔵入りになるだろうからね。ま、その頃にもまだレコード会社なんてものが存在してると仮定しての話だけどね。でも、このアルバムを作ってる時にバンドにとってすごく重要な一部となっていた作品群だから、日の目を浴びることになって俺はすごく嬉しいんだ」
なお、『ビルボード』誌では今回のシングル群がまとまった形でリリースされるかどうかは不明しているが、チャドは先頃『ローリング・ストーン』誌に「今度のシングルではジャケットをそれぞれパズルのようにして全部揃うと絵が完成するようにしたいんだ。こうすれば、今回のシングル集も失われていたが実は失われていない『アイム・ウィズ・ユー』音源として自立できるかなと思ってね」とあくまでもシングル・シリーズとしてリリースすることをほのめかしている。
また、バンドは来年までツアーを続けていくとしているが、今年の1月にアンソニー・キーディスが足の腱の手術を受けた際にフリーとジョッシュ・クリングホッファーと3人でひとしきりジャム・セッションを行ったことをチャドは語っていて、この時の音源をとっかかりにまた新作制作にすぐ入る可能性もあるとしている。