ルー・リード、肝臓移植手術の成功を受けて自分は現代医学の勝利を体現していると語る

ルー・リード、肝臓移植手術の成功を受けて自分は現代医学の勝利を体現していると語る

ルー・リードは先月肝臓移植手術を受けて、いまだかつてないほど気分もいいし、元気になったと語っている。

ミュージシャンで、ルーの妻でもあるローリー・アンダーソンはルーが肝臓移植手術を受けてから順調に回復していることを6月1日に明らかにしていたが、その一方で、手術から完全に回復することはないかもしれないとも語っていた。

その一方でルーはフェイスブックにファンに向けて自分の回復は「現代の薬学の勝利」の賜物だとしていて、ライヴ活動への復帰を心待ちにしているとメッセージを発している。ルーは次のように綴っている。

「俺自身が現代の薬学、医学、化学の勝利なんだよ。いまだかつてなく自分を大きく、強く感じるよ。それに任廣義老師のおかげで、これまで長年にわたって陳式太極拳や薬膳を励行して、俺は健康を維持することができた。この先もずっとみんなの心と精神とそして宇宙と繋がるためにもさらなる創作に励んでステージに立つことを心待ちにしているよ」

ルーは今年の3月に入ってから「不可抗力的な事態のため」予定していた一連のライヴを中止にしていて、また予定していたコーチェラ・フェスティヴァルへの出演も取り止めていた。その一方で、ルーは3月に行われた自身の1972年の傑作『トランスフォーマー』の視聴会に姿を現わし、ファンを驚かせた。

また、ルーは2011年にリリースされた『LULU』でメタリカとのコラボレーションを試みているが、一般的には酷評を受け、ヘヴィ・メタル・ファンからはあまりにも落胆させられたため撃ち殺してやるという脅迫も受けたことをルーは明らかにしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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