斎藤工はなぜ、自分の色気に嘘をつかないのか?

斎藤工はなぜ、自分の色気に嘘をつかないのか?
斎藤工はなぜ、自分の色気に嘘をつかないのか?
斎藤工のパワーはすごい。


取材で何度も会ってインタビューしてますが、会う度にそう思います。常に複数の出演作が公開を待ち構えていて、他にもいろんなプロジェクトを掛け持ちしていて、その合間の時間に映画を観まくって、自分でがんがんレビューを書いている。


職業=「俳優」というよりは、職業=「俳優が関わることのできるすべて」という感じ。
なんで、彼はそんなことをやっているのか。

それは、彼が斎藤工という俳優であると同時に、斎藤工という俳優の、鬼のように徹底した使い手だからではないかと思う。


2014年のドラマ『昼顔』でのブレイク以降、彼を取り巻く環境は大きく変わった。
それまで決して短くない年月を、大きなチャンスに恵まれずに俳優を続けてきた彼の「やりたかったけど、なかなか実現できなかったこと」が、今は手の届く距離で山のようにある。
だから斎藤工は、『高台家の人々』で綾瀬はるか演じるヒロインの「理想の王子様」を堂々と演じ、同じ公開日の『団地』では阪本順治ワールドの奇天烈なエッセンスとなり、さらに5月には移動映画館の「シネマバード」プロジェクトで被災後の大分に映画の楽しさを伝道したりしていたのだ。 あと、彼は今、自分の監督作品も撮影中だったりする。


そんなこんな話を、絶賛発売中のCUT7月号でインタビューしてます。
写真は撮影した時のもの。何度も会ってますが、今回は特に色香がすごかった。
セクシー俳優というレッテルの是非はともかく、彼がそのイメージから降りないのは、それが他人にはない自分の強力な武器だということを一番痛感してきた人だからです。その身体の張り方、マジでカッコいいなあと思います。


ぜひ、写真&インタビュー、誌面でチェックして下さい!(松村)
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