発売中CUT3月号では、今年公開予定の注目映画を厳選して紹介する恒例企画「誰も観てない映画特集」を展開しています! その中で、4月1日公開の映画『やがて海へと届く』に出演される杉野遥亮さんのインタビューを敢行しました。映画の撮影は去年の4月頃とのことで、2021年の自身の活躍をまだ知らない、迷いの禍中にいた当時を振り返りながら、作品についてたっぷり語っていただきました。インタビューの一部を抜粋して紹介します!
演じた遠野という人物については、第一印象では難しいと思わなかったですが、台本を読み進めると、ああでもない、こうでもないってどんどんイメージが湧き出てきて、軸が定まらないまま現場に行ったのを覚えています。(中略)完成がどうなるか、勝手に不安に思ってましたが、完成した作品を観て、あの時迷いながら表現していたのが、それはそれでよかったんだと感じました。それが結果的にこの人を生きた感じになったなあと、今振り返ると思います。自分にとって、出会えてよかったと思える作品です
この作品の撮影期間は、個人的に今よりももっとお芝居に対して模索している時期だったんです。俳優としてどうしたらいいのか、自分の道をとても模索している時期だったので、結果的にそんな自分と映画の空気感がマッチしたのかなあ、なんて思ったりもしました。特にこの時は、自分という人を探していましたし、役者としても探していたので。目の前にあることひとつひとつに対してとか、自分の中に吸収できるいろんなこと、目の前で起きていることをちゃんと把握しようとしてたんです
インタビュー全文はぜひ誌面でご確認ください。真っ青な空のもとで撮影したさわやかな撮り下ろしフォトも必見です!(小泉麻衣)
CUT3月号は現在以下にて購入可能です。