CUT7月号に間宮祥太朗さんのインタビューが掲載されています。
島崎藤村による同名小説が60年ぶりに映画化。明治時代の社会に残る差別を痛烈に描いた本作を、令和を生きる間宮さんはどんな思いで演じたのでしょうか。
また、完成した作品を観て、こんな感想を抱いたという間宮さん。この物語の内容は、決して難しいものではないんです。扱っているテーマは部落差別という、日本の歴史の中の暗い部分ですけど、それが今の自分たちの生活にとって何も関係がないことかっていうとそういうわけでもないし、今もいろいろな形で、意識の中にも無意識の中にも差別はあり続けている。だからこそ、今この映画が新作として世に出ることには意義があるじゃないかなと思います
インタビューでは他にも、主人公・瀬川丑松を演じるにあたり近いイメージとして抱いていたという「有名アニメーション映画の登場人物」などについても語っています。それが一体誰なのかは……ぜひ誌面にてご確認ください! (田中春香)できあがった作品を観たときの第一印象が……自分の中で、こういうシンプルな感想を持つことって今まで少なかったんですけど、純粋に「いい映画だな」と思えたんですよね。自分が参加しているとか、主人公を演じているということに対して、謙遜的な意味で過小評価するわけでもなく、かといって甘い目で見るわけでもなく、純粋にひとつの映画として何の他意もなく観ることができたし、それでいいかなと思えたので。それは自分にとって幸せなことだなと思います
CUT7月号は現在以下にて購入可能です。