発売中のCUT8月号に、斉藤壮馬さんのインタビューを掲載しています！
放送中のアニメ『Engage Kiss』にて、主人公・緒方シュウの声を務めている斉藤さん。すでに放送をご覧になっている方はご存じのとおり、ラブコメジャンルの本作で、斉藤さんが演じるのは「クズ」という形容が似合いすぎる主人公。編集部的にはやや意外性のあった作品／役柄ですが、斉藤さんご自身がそんなシュウにどのように向き合ったのかを聞いて、これからの『Engage Kiss』の行方がますます気になってしまいました。
そんな斉藤さんの“人間臭いゆらぎのある芝居”の根源に迫ったインタビューを、一部抜粋してお届けします。
シュウに関しては、まったく理解できないというところはほとんどなかったんです。やることに納得はできないけど、シュウがどう思っているかはおそらく感じ取ることができているのではないか、みたいな。でも……僕、今回のオーディションではシュウ以外にもう一役受けていて、自分としては、シュウじゃない役のほうが受かる可能性が高いと思っていたんです。（中略）それなのに僕を選んでくださったということは、僕が持っている声や芝居の要素に、何かシュウらしさを見出してくださったんだろうと思います。（脚本の）丸戸（史明）先生は「クズの感じが一番上手かったから」とおっしゃっていて、甚だ遺憾なんですけど（笑）
シュウには人間的なゆらぎがあって、それが表に出やすいタイプだと思うんです。だからストーリーの中盤くらいで会話するキャラクターの数が増えてくると、相手によっていろんな表情を見せるようになって。それによって僕自身の演技のアプローチもいろいろ引き出されましたし、「“緒方シュウ”という人がそのときどうなのか」ということを素直に感じながら演じたのは、楽しい経験でしたね
ちなみに、斉藤さん的『Engage Kiss』のキーポイントは「5話あたり」とのこと。先の読めない『Engage Kiss』の放送と合わせて、ぜひCUT8月号をチェックしてみてください。シンプル＆モードな撮り下ろしショットも必見です！（山下茜）
CUT8月号は現在以下にて購入可能です。
