昨日、ここで、くるりのことを「日本のREM」とか書いて、ふと思い出したこと。
2003年だったと思う。フジ・ロックの3日目、フィールド・オブ・へヴンで、遠藤賢司&カレーライスを観た。
ギターはフラカン竹安、ベースはフラカングレートマエカワ、ドラムは元くるりもっくん。
確か、初日に出演したフラカン鈴木圭介と、同じく初日に出演した、当時ミッシェル・ガン・エレファント/現ザ・バースディのキュウちゃんと、3人で、並んで観た覚えがある。
で。観ていたら、別の知り合いが通りかかった。
洋楽どっぷりで、日本のロックをあんまり知らない人。
ステージ上で暴れまわるエンケンを目にして、絶句している。
で「……あの人、どういう人なんですか?」ときかれた。
「日本の二ール・ヤングです」と答えた。
「ああ……」って、すごく納得したようでした。
「日本のボブ・ディラン」って人は、昔いっぱいいたし、今もいるけど、ニール・ヤングに相当するのは、今も昔も、たぶんエンケンだけだよなあ。
と、言った後、思った。
って、ご本人は、そもそもボブ・ディランを聴いてギターを持ったそうですが。
でも、あの、ライブにおける破天荒で豪快な感じ、ニール・ヤングの方に近いものを感じます。
ここで遠藤賢司のCDを載せるべきなんだけど、うちのCD棚に、何故か1枚もない。
どこへ行ったんだ。また借りパチか。
なので、ニール・ヤング&クレイジー・ホースの、あまりに有名なライヴ盤。
『LIVE RUST』。1979年リリース。