何度もここでご紹介しましたが、
「MY R&R 仲井戸麗市全詞集」、
小社より大好評発売中です。
渋谷陽一率いるSIGHT編集部で作ったのですが、
詞（と詩）そのもののすばらしさはもちろん、
それ以外、つまり装丁とか本の作りとか、
そういうのも含めて、もう、大変な自信作です。
この国有数の「言葉でロックンロールを刻み続ける男」、
仲井戸麗市の、40年の軌跡に、ぜひ触れていただければと思います。
詳しくはこちら。
http://ro69.jp/product/book/detail/35610

で。
実はこのタイミングで、チャボさん関連の書籍、
もう1冊出ています。
写真がそれ。

BOYFRIEND　おおくぼひさこ写真集　文・仲井戸麗市
ぴあ　￥2,857+税

おおくぼひさこさんが撮り続けてきた、忌野清志郎の写真たちに、
チャボさんが言葉をつけたもの。
この本を手にして、中を確かめた時の、
「MY R&R」を装丁した弊社アートディレクター、関のひとこと。

「……投げ捨てたい」

なんで？　ときいたら、

「……よすぎる」


だそうです。
まったく同感でした、私も。

同じタイミングで、よその出版社が出るチャボさん関連の本、
ということで、我々、なんとなくライバル意識を持っていたのでした。
なので、あんまりよすぎて、思わずそういう気持ちに
なってしまったくらい、おおくぼさんの写真も、
チャボさんの言葉も、装丁とかも含めて、
すばらしい本です、これ。

清志郎だけではなく、チャボさんはじめRCのメンバーと写った
写真も多数収録。
私がまだ読者だったくらい大昔の頃の、
ロッキング・オン・ジャパンの写真も、いっぱい載っています。
見たの、20年以上前なのに、どれもいちいち憶えてた。
つまり、どれもすごいインパクトがある、ということだと思う。

あと、ジャパン創刊以前、1983年に、ロッキング・オンからは、
RCサクセションの写真集が出ているのですが、
その写真も載っていたりします。

とにかく、「作りたいと思った」「作らなくてはならないと思った」、
その必然でできた１冊だと思う、これ。

詳しくはこちら。
http://www.up-down.com/shop/index_1.html