27年のキャリアを通じて、頑なに武道館を避けてライブを続けてきたスピッツの、今日はツアーファイナル。そして、これで彼らにとって武道館のワンマンがもはや4回目という、よくわからない状況(笑)。
たっぷり2時間半、アンコールまで含めて30曲近くのパフォーマンスを観ていて感じたのは、ああ、ここはもうスピッツのホームグラウンドだなというくらいの安心感だった。それはきっと、東京ドームでも100人キャパのライブハウスでも、そうなるんだろう。スピッツの4人が作り続けてきたスピッツだけの音楽とコミュニケーションは、そういうふうに続いていくのだ。
とはいえアルバム『小さな生き物』
からの長いツアーの旅路を終えたメンバーは、終演後に挨拶したら、やっぱりちょっと晴れ晴れとしていた。田村がMCで今年のワンマンはこれで最後、と言っていたが、これから夏らしいイヴェント出演も精力的に予定があるのはご存知のとおり。
このツアーファイナルのレポートは、8月30日発売のJAPANで書きます。写真も多数掲載予定!
ぜひお楽しみに!(松村)