活動復帰作『Hello darkness, my dear friend』リリースツアーのファイナル公演@恵比寿LIQUIDROOMを観た。
『Hello darkness, my dear
friend』はメロディアスなサウンドでリスナーの心をそっと抱きしめていくような穏やかなアルバムだが、ライブでもオーディエンス一人一人の心を柔らかな光で優しく照らし出していたのが印象的だった。
最近のART-SCHOOLのライブは本当に温かい。
新旧問わず1曲終わるごとに起こる大歓声に、彼らの楽曲が深く愛されていることを改めて感じる。
さらに独特のテンポで進んでいく木下理樹のMCに、横から入る戸高の鋭い突っ込み、そしてフロアからあふれるたくさんの笑顔。
「こうして木下がみんなから愛されてるのを見るのが自分は楽しくて好きなのだ」ということを伝える戸高の言葉に、さらに会場は和やかになる。
とても愛おしい時間が流れていた。
復帰作となるフルアルバムをリリースし、リリースツアーを終えたART-SCHOOL。
だがダブルアンコールで、木下の「また会いましょう!」という言葉とともに、1stアルバムの1曲目"BOY MEETS
GIRL"が始まるのを聴いて、ここからまた物語が続いていくのだと感じた。
8月7日に出演するROCK IN JAPANも楽しみだ!(中川)
ART-SCHOOL、ツアーファイナルを観た
2016.07.10 00:26