くるりの「NOW AND 弦」が素晴らしかった

くるりの「NOW AND 弦」が素晴らしかった
おとといの10回目の音博は、トリのくるりを前にして荒天のために残念ながら中止になってしまったが、
本日はオーチャードホールにて、QURULI featuring Flip Philipp and Ambassade Orchester「NOW AND 弦」。

「この編成でやるのは積年の夢でして…それもあって帽子を被っています」と、ハット姿を説明する岸田繁。
Flip Philippとはウィーンで制作した『ワルツを踊れ』でタッグを組んだが、
以前パシフィコ横浜でこの編成でやった時、Flipは子供が生まれたばかりで来れなかったと、その積年の夢の理由を説明。

これ以上豊かで麗しくて、繊細で雄弁な音があるのかと思うほど、夢のような音が約二時間続いた。
明日もあるので詳しく曲目には触れないが、くるりのあの名曲この名曲が、素晴らしく麗しい化粧を施したというか、素材の持てる限りの美しさを発揮したというか、
とにかくすごかった。

佐藤「すごい集中力でやってます。いつもと違う脳味噌使ってる」
岸田「音に花が咲いてる。たとえば、“こんにゃく”って俺が歌ったとして、そこに花が咲く」
という、ふたりの感嘆のやりとりもあった。
パシフィコ横浜のライブはDVDになっているので未見の方、是非。

20周年のくるり、年末はCOUNTDOWN JAPANに出演!
http://countdownjapan.jp

(小松)
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