結成20周年を迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONの全国ツアー終盤戦、武道館2デイズの初日を観た。
大ボリューム、大サービスの内容で、ライブ中、
何度も時代がはっきり変わるような感覚が蘇ってきた。
結成から20年、音楽シーンにビッグバンが起きた『ソルファ』からは12年。
アジカンの登場がいかに革命的だったかということについては、
『ロッキング・オン・ジャパン』2016年6月号のアジカン20周年巻頭特集で徹底的に迫ったが、
代表曲のオンパレードからは、アジカンの偉大な足跡が生々しく読み取れた。
ゴッチは最近観たoasisのドキュメンタリー映画の話から、
「俺、ロックスターになりたかったんだった。今からでもなれるかな?(笑)」
というようなことをMCで言ってたけど、
あくまでも等身大の、スコーンと抜けの良いオルタナティブロックは、
とてもカジュアルでとっつきやすくて、
だからこそ広大なフィールドに突き刺さった。
そんな「僕らのアジカン」を、メンバーともども祝福し続けたような、本当に濃密な時間だった。(小松)
おめでとう! アジカン結成20周年ライブ
2017.01.10 23:54