ラウドロックはもちろん、EDMにジャズにサンバに……とあらゆるサウンドテクスチャーを喰らい尽くしながら、今この時代という極彩色のカオスそのものを音楽で鳴らしきったような、堂々たる存在感を備えた快盤だ。
己の表現と音楽世界を日々ビッグバン的に急拡大させ続けるリベリオンの「今」の躍動感から、「なぜ1stフルアルバム『Xanthium』(「オナモミ」の意)の次が『Gingerol』(ショウガ由来の辛味成分)なのか?」という話まで、5人の言葉を聞いているだけでワクワクが止まらない、そんな取材だった。
8/16発売の『Gingerol』を読み解くガイドとして、次号JAPAN掲載のインタビューぜひご一読を。(高橋智樹)