ホフディラン、古巣キャニオンから発売する新作インタビュー。怪我の功名で聞けた良い話。

ホフディラン、古巣キャニオンから発売する新作インタビュー。怪我の功名で聞けた良い話。
メジャーデビュー当時所属していた古巣ポニーキャニオンから19年ぶりのアルバム『帰ってきたホフディラン』をリリースしたホフディランにインタビューをした。

今回の移籍は、たまたま20周年ライブに向けた打ち合わせで、「キャニオンからアルバムを出さないか?」という話を持ちかけられて決まったというホフ。
すでにアルバム制作は進んでいたものの、改めて「キャニオンから出す意味」を考え直して、今回のアルバム作りに取り組んだそう。

この取材のとき、雄飛さんがめちゃくちゃいいことを言ったあとに、うっかりわたしが咳をしてしまい(堪えきれなかったのです、ごめんなさい)、雄飛さんに「そこで咳する!?」とつっこまれた挙句、ベイビーさんには「『インタビュアー、咳をする』って書いといてください」と言われてしまいました。
そのやりとりは誌面ではカットしたが、そこから「でもね、そのぐらい自由でいいんですよ」と雄飛さんがフォローしてくれて、話が膨らむ展開に。
ベイビーさんも「昔のJAPANでは『ワタナベ、お菓子を食べ始める』とか書かれてた」という懐かしい話も飛び出したのだが、結局、何が言いたいかと言うと、いまのホフは肩ひじを張らずに、リラックスして音楽にも仕事にも向き合えてるということ。そういう自由でハッピーなムードが、アルバム『帰ってきたホフディラン』には全面に出ていると思う。

そんな「楽しいことはやっちゃおう精神」のいまのホフだからこそ、今作では“雨あがりの夜空に”をCHABOを迎えた前代未聞のカバーで収録できたのだろうし、そのオファーをしたベイビーさんはCHABOに連絡するまで4日悩み、それに対してCHABOは即レスで「了解!」だったという話も、ホフらしいエピソードでした。

ホフディランへのインタビューは10月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号に掲載です。(秦理絵)
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