コラボレーションベストアルバムをリリースしたSKY-HIに取材! 彼の独自性に深く迫りました

コラボレーションベストアルバムをリリースしたSKY-HIに取材! 彼の独自性に深く迫りました
『ベストカタリスト -Collaboration Best Album2018』をリリースしたSKY-HIに取材しました。
彼がこれまでに繰り広げてきた様々なコラボレーションを凝縮したこのアルバム、猛烈に刺激的です!
ディープなクラブカルチャーとリンクしていると同時に、J-POPのど真ん中に躍り出た曲も収録されている今作は、「SKY-HI」というアーティストの特異性、唯一無二の魅力を立体的に示しています。

彼は確かなスキルに裏打ちされた粋なラップを聴かせてくれる男であり、紛れもなく「ラッパー」ですが、このような呼称を超越している存在であることが、様々なアーティストとのコラボレーションによってわかりやすく浮き彫りになっているのが、このアルバムの興味深いところです。
今回のインタビューで彼が言った表現を借りるなら、漫画や映画の「スピンオフ」のように、斬新な角度からSKY-HIを感じられる作品と言って良いでしょう。
彼の活動の根底にある精神性にも迫る結果となったインタビューは、ロッキング・オン・ジャパン5月号に掲載しました。

SKY-HIが掴んでいる独特な表現スタイルは、現在進行中の全国ツアー『SKY-HI TOUR 2018-Marble the World』でも、まさしく示されているので、彼が好きな人は見た方が良いですよ……というか、「彼のことをよく知らない人も絶対に観るべき!」というものになっています。
僕は初日の大宮公演を観させてもらったのですが、ぶっ飛ばされました。
バンドとダンサーチームの仲間たち「THE SUPER FLYERS」と一丸となり、まるで大きな物語を描き上げるかのように様々な曲を次々披露するあのステージは、「ライブ」という言葉に対して多くの人がイメージするものを超えていると思います。
ラップも歌もダンスも武器として、興奮も感動も笑いも全部等しく豊かに表現する様を、ぜひ会場で体感して仰天してください。

最後に、こぼれ話を――取材をしたのは撮影スタジオの片隅だったのですが、彼と僕の間にあったテーブルが、どことなく取調室風の無機質感を放っていたため、インタビューを始める直前、「かつ丼が出てくると思うなよ!」と、いきなりボケ始めたSKY-HIが、とてもイカしていました。
誌面に掲載したインタビューの冒頭部分の真面目なやり取りは、その直後のものです。そんなことも想像しつつ、記事を楽しんで頂けると嬉しいです。(田中大)
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