NEEの新曲“ばっとくらい”、もう聴きました?
超印象に残るビヨンビヨンなイントロに始まり、Aメロの聴いててニヤニヤしちゃう詰め込み感(詰め込んでるのに聴こえはスマートなのがすごい)。そして、「カッコ内」の歌詞を任せてるのがニクイかほさんボーカルパートを経ての、これぞNEE!な飛び跳ね必須のサビへ――。
という、チャレンジや新境地をたっぷり見せつつ、これまで築いてきたNEEサウンドの確かな進化系をなしているこの1曲。開催中のツアーでももちろん披露しているのだろうが、新たなライブアンセムにもなっていきそうな(というかもう既になっているのかも)、名曲の誕生だ。
“ばっどくらい”を聴いていて、そういえば、楽曲解禁前に実施したJAPAN10月号のインタビューで、くぅはこの曲のヒントになりそうなことを話してたなぁと思い出した。今思えば「かほちゃんに歌わせたい」発言、完全に伏線でしたね(笑)。
●K-POPってたとえば?なんか、変わりそうな気もしてますね。今作っている曲とかもそういうのが活かされているかもしれないですね。作り方は変わらずなんですけど――最近K-POPとかいいなって思って。音すごいじゃないですか。曲もすごくいいなって思ってたから、そういうもの取り入れたいなと思ってて。バンドでK-POPの感じをやれたら面白いなって考えてます
LE SSERAFIMとかいいですよね。かほちゃん(B)に歌わせたりとかしたい(笑)。僕は完全にプロデューサーみたいになって、メインボーカルをやらせて。そういうのもちょっとありかなって。俺がベース弾くから、ピンボーカルでやってもらうとか(笑)。かほちゃんの声だけでアルバム作るとかも面白そうだな
アルバム『贅沢』から“ばっとくらい”の狭間のくぅの心情が垣間見えるインタビュー、まだギリギリ書店にもあると思うので、ぜひ手に取ってもらえたらと思います。
あと、これまたそういえばの話。上記のくぅのソロインタビューのあと、同号に掲載しているメンバー全員での「爆飲会」もやったんですが、解散時に「明日MVの撮影なんですよ」と言っていた。もしかしてこのMVのことだったのか……? くぅと夕日は結構酔っていたので勝手に心配してましたが、無事公開されて何よりです(笑)。(安田季那子)
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