ゆずの「『図鑑』のずかん」見ました?

現在発売中のJAPANの別冊付録は、ゆずの「『図鑑』のずかん」です。
ご覧いただくとわかる通りスタジオ内に巨大な本を作って、本の中で本がめくられたり、本が作られたりして、本とは何かが読みながらゲシュタルト崩壊していくような楽しい別冊付録ができました。
ぶっ飛んだアイデアを考えてくれた本誌のAD・大橋、実際にスタジオ内にこの本を作ってくれた美術チームのみなさん(結構、苦労かけました)、そのアイデアをフォトストーリーとして見事に表現してくれたフォトグラファーの神藤さん、そして楽しみながらその世界の中で被写体としてパフォーマンスしてくれたゆずの2人の総合作品となりました。
まだ見ていない人は是非!
そして、このアイデアの元になっているのは、もちろん7月31日に発売されたばかりのゆずのニューアルバム『図鑑』が持っている真新しいポップ・ミュージックとしてのワクワク感。


この”伏線回収”のMVでゆりやんレトリィバァがまさに”Chururi”の歌詞の伏線回収のように出演してたりするけど、こんな軽やかなユーモアの部分からヘヴィーな「死と再生」を描くテーマまで全部ひっくるめてアルバムになっているのが、ポップだし、リアルだし、エンターテインメントだし、常に進化を求められるゆずそのものだなと思います。
そんな今のゆずを「『図鑑』のずかん」からもたっぷり味わってください。(古河晋)


『ROCKIN'ON JAPAN』9月号別冊付録にゆずが登場!
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【JAPAN最新号】ゆず、めくるめく音楽的発見の連鎖! 『図鑑』全曲解説インタビュー
「これでいいんじゃないか」と「まだ新しいものができるんじゃないか」のせめぎ合いの中で後者を選んだんです ゆずのニューアルバム『図鑑』は「死と再生」がテーマのアルバムだ。そう言うと、シリアスでヘヴィでじっくりとスピーカーの前に向き合って聴くべきコンセプチュアルなアルバムだと思うかもしれ…
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