ザ・クロマニヨンズ

ザ・クロマニヨンズ

昨日は横浜でザ・クロマニヨンズのライヴ。
同じツアーの2日目、渋谷AX公演の内容がすでに即日レポートでアップされてるけど、それには行けなかったので校了目前の現実には目をつぶって、純度100%のロックンロールに飛び込んできた。

最新作『MONDO ROCCIA』は、彼らのロックンロール愛がこれまで以上にソリッドに表現されたアルバムだと僕は思うけど、ライヴを観てその確信は強くなった。新曲は当たり前のように全曲披露されて、どれも完璧にオーディエンスの熱気とがっぷり4つに組むように盛り上がる。音も、言葉も、ステージセットもシンプルそのもの。でも、これ以上何もいらないという、決意とか覚悟とか姿勢ではなく、真実がある。

アンコールも含めてわずか90分強。すげえなあ、こんなバンドいねえよなあ、とかしみじみ感じる間もなく、爆走するようにライヴは終わった。ツアーは3月まで続くまだまだ中盤戦。この「新アルバム⇒ツアー」の1年サイクルを、クロマニヨンズは休まず毎年繰り返して4年目に突入している。これもまた、すごいことだと思う。(松村)
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