昨夜のことだが、DIR EN GREYの『THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR 2010』ファイナル@新木場スタジオコーストに行って来た。
RO69のライヴレポート（http://ro69.jp/live/detail/37597）にもアップされているので詳細はぜひ読んでいただきたいのだが、
最初から最後まで一瞬の隙も緩みもない、圧倒的なライヴだった。

特に昨日はツアーファイナルということもあり、
会場の一体感が序盤からことさらに強かった気がする。
1月の武道館公演２デイズでアルバム『UROBOROS』の世界観を体現しつくし、
今の彼らは次のステージへと向かっている道半ばといえるのだが、
そんなタイミングだからこその自由さと解放感に溢れたパフォーマンス。

DIR EN GREYの音楽をライヴで体いっぱい浴びているとき、
細やかな砂粒が岩のような重量感をもって体中にぶつかってくるような感覚に襲われる。
それはとても刺激的で強烈で、しかし不思議と心地よく、
すべてが終った後には安心感を感じるものだ。
自分が精一杯生きることを、許されるような。


次号JAPANでは、初のロング・ライヴ・レポートを敢行！
めちゃくちゃエクストリームな誌面になるので、ぜひお楽しみに。（福島）