9月5日発売の『アイオライト』でメジャーデビューしたjoy。
ヴォーカル天田優子のインタヴューを最新号のJAPANに掲載しています。
インタヴュアーは高橋智樹さん。
天田は写真でもわかるとおり、ほんわかとした雰囲気を持ち、静かな口調で話す女の子。
だがその口調とは裏腹に、バンドが鳴らすべき音に明快な「答え」もって突き進み、
バンドを牽引するフロントマンとしての芯の強さは誰にも負けないくらいある。
と同時に、音楽とは「気持ちが良いもの」でなければならないという信念のもと
天田自身が頭の中で描く音の「完成形」にはメンバーの力が不可欠。
「この5人でなければならない」、そういうバンドの構図はライヴを見ると一目瞭然だったりもする。
メンバーの嗜好はバラバラだというが、天田を中心とする5人の演奏によって生まれる
何とも言えないジャンルレスな音の心地好さは、逆に「バラバラだからこそ」なのかも。
メジャーデビューとなる今シングルが、
『エウレカセブンAO』のED曲に抜擢されるポップで清冽な歌もの表題曲と、
混沌としたトーンで進むインスト曲だという、 独特のバランス感覚も面白い。
インタヴューではその少しでもズレたら成立しえないjoyの微妙な感覚について、じっくり訊いています!(秦)