ガリレオガリレイ、初のホールワンマンを観た!! そして……

ガリレオガリレイ、初のホールワンマンを観た!! そして……

いいライヴだった。
そして、やっぱりガリレオは本当にいいバンドだと思った。
今日は彼らのキャリア初のホールワンマン@渋谷公会堂。

ライヴはアンコールまで含めて2時間弱。
最新アルバム『ALARMS』の楽曲を主軸に、これまでの代表曲もちりばめたセットリスト。去年のワンマンツアーとどう差別化するのか、ていうかホールで今のガリレオをどうプレゼンテーションするのか……っていうのがとにかく気になってたわけだけど、いい意味で正面突破!なステージだった。

どういうことかというと、映像やら特効やら、そういう仕掛けはほとんどなし。ステージ前列に左から佐孝くん(B)、尾崎雄貴(Vo・G)、尾崎和樹(Dr)という並びで、その後ろにサポートのDAIKI(CURTISS/G.)とChima(Syn・Cho)のふたり。要はこれが今のガリレオであり、すげえいい状態だから、それを観てもらいたい、ということ。実際、そのアンサンブルを支える信頼感がパフォーマンスの背骨になって、楽曲の素晴らしさが改めて際立っていた。

で、スペシャル感が一気に出たのはアンコールの4曲。

・chocolate (The 1975のカヴァー)
・Hellogoodbye (名曲"ハローグッバイ"の新録バージョン)
・SPORTS(新曲)
・Birthday

というラインナップで、サプライズ連発。
The 1975のカヴァーは、もともとネットに発表していたもの。

で、"ハローグッバイ"のニューアレンジ・バージョンは配信リリースが決定。
この曲が生まれた当時のグルーヴから、ここまでバンドは進化した、という。
これ素晴らしいです。 http://galileogalilei.jp/news

さらに、新曲は非常にリズミカルで躍動的な曲で、なんでスポーツなのかっていうと、「今のガリレオガリレイのメンバー同士の関係をスポーツに例えました」(雄貴)とのこと。
そして最後は”Birthday”で大団円。

すげえいいライヴだったけど、終演後に感じたのは、もっとこういうサイズの箱で彼らのライヴを観たいなあ、ということだった。正直、彼らの楽曲のポテンシャルは、もっともっと大きい場所や人数で共有されるものだと僕は思う。ホール以上のサイズでのライヴは、それを今後よりくっきりと浮かび上がらせるはずだ。

終演後の雄貴くんも「ホールにはホールのやり方があるっていうのがわかった。だから、いろいろ悔いが残った部分もあるけど、全然凹んでないです」と言っていた。うん、それでいいと思う。MCでも言ってたけど、新曲どんどんできてるっぽい。2014年のガリレオにも期待しまくりです。(松村)
ROCKIN'ON JAPAN 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする