発言を少しだけ先に出させてもらった記事の段階で、たくさんの反響を頂いています。
発売までぜひご期待頂ければと。
このインタビューをさせてもらっている最中、何度も強く心を揺さぶられる感覚があった。
平手友梨奈という人は破格の人であることは今さら言うまでもないことだが、その破格さが根差しているのは、「圧倒的な才能」や「天才」といった先天的な部分である以上に、「自分に与えられた責任をまっとうする」「自分の立場をまっとうする」といった部分であり、彼女の表現というのは、等身大の責任感とたったひとりとしての欲求を最大に爆発させることによってなされているのだなと思ったからだ。
つまり、16歳の平手友梨奈は、天才・平手として欅坂46の真ん中に立っているというよりも、16歳の平手友梨奈として欅坂46の真ん中に立っているのだなと感じた、ということだ。
そして、それはとても重く、シビアなことだなと感じた。
僕はそのことに強く心を揺さぶられた。
彼女のインタビューは当初は60分ほどの予定だったが、結果的に120分に及んだ。
16歳・平手としての、文字通り激動の1年間を駆け抜けてきた彼女の、とても赤裸々な言葉をひとつひとつ追いかけていくと時間はいくらあっても足りなかった。
とても貴重なテキストになっていると思う。
120分のしつこいインタビューに付き合ってくれた平手さん本人と、スタッフのみなさんに感謝しています。
JAPAN最新号は10月30日発売になります。
ぜひお手に取ってもらえたらと思います。
欅坂46・平手友梨奈の120分のインタビューは、当初は60分の予定だった
2017.10.27 12:36