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    ゆず、「BIG YELL」ツアー、横浜アリーナ公演を観て思うこと

    ゆず、「BIG YELL」ツアー、横浜アリーナ公演を観て思うこと
    長きにわたり日本のポップシーンのトップであり続けることができる、その理由がはっきりとわかるすごいライブだった。

    ゆずが2018年の今、自ら「BIG YELL」を掲げて歌うその説得力は半端じゃない。
    言うまでもなく、このきつくしんどい時代で、ビッグエールを歌うことは簡単ではない。
    みんなが喜ぶものを作ろうというまっとうなモチベーションや大きな良心を持っているだけでは難しいと思う。
    巨大な数のオーディエンスの、あえて言い換えるならーー国民の日々に寄り添い続ける、そのことを、最大にしてほとんど唯一の目的にして自らの日々を重ねていくこと。
    そんな覚悟と決心の果てに、この『BIG YELL』という作品が生まれ、今回のツアーのメッセージが生まれたのだと思う。

    突き抜けて明るく、徹底的に楽しめる開放的なライブをゆずはやってくれるが、このツアーのエンターテインメントっぷり、ショウっぷりは僕が知る限りこれまでで最高のものだ。
    そして、とても胸に迫る、とても泣けるライブでもあった。
    「BIG YELL」というメッセージが、ゆずの希望を今あらためて迷いなく強いものにしたのだろう。
    ふたりは今あらためて人生をかけたゆずの歩みを刻み始めているのだと思う。
    それは変化というと大げさなのかもしれないが、僕にはやはり、ゆずのふたりが再び「ゆずはこうやって生きていく」と宣言しているように見えた。
    21年目のゆずは今、最強の輝きをまとっている。

    追加公演も本当に楽しみだ。
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