スマパン、この夏ドラムのジミー・チェンバレンが復活!


スマッシング・パンプキンズが、この夏マリリン・マンソンとコーヘッドライナーで行うツアーで、なんと、ドラムにジミー・チェンバレンが復活するとUSA TODAY紙が報じている。
http://www.usatoday.com/story/life/music/2015/06/24/smashing-pumpkins-billy-corgan-jimmy-chamberlin-tour/29157071/

ジミーは、2009年にバンドを脱退しているので、今回はそれ以来の参加ということになる。最初のライブは7月7日カリフォルニアにて。

スマパンは、新作が発売された後のミニツアーでは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクをドラムとして起用していたが、それが上手くいかなかったようで、ビリーが、ジミーに連絡したという。

「気付いたらバンド・メンバーがいないという状況だったんだ」とビリーは語る。

「これからマンソンとのツアーが3週間後に始まるというのに、メンバーが揃っていないという状況だった。アコギ・ツアーだったら、テープとかドラム・マシーンでできるけど」
「だからと言って、誰でもいいから捕まえて、『スマッシング・パンプキンズの曲でドラムをやってくれ』とは簡単に言えない。なぜならジミーのドラムは、非常にニュアンスがあって、ものすごく技術的に高度であり、それができる人達って本当に限られているから」。

ジミー・チェンバレンは現在シカゴでテク会社LiveOneを経営しているそうだが、ビリーからの電話についてこう語っている。
「ツアーに戻って来てくることを検討してもらうことは可能か?と聞かれたんだよね。それで、僕は、音楽を祝福するのみならず、友情とレガシーを祝福する素晴らしい機会だと思ったんだ」。

ツアーは、8月9日に終わるが、それ以降もジミーが参加する予定は現時点ではないそうだ。
「僕はLiveOneの仕事があるから、ツアーのみ参加する、ということでしかできないんだ」。

とりあえず、復活が楽しみ!

ビリーは今回のツアーについて、「昔の曲に重きをおき、ロックに重きをおき、アティチュードに重きをおくツアーになる」と語っている。「ライブは80分で、とにかく、頭にパンチを殴って、殴って、殴り込むようなライブになる」とも。気合い入っている。もちろん、マリリン・マンソンとの共演の瞬間があるかも楽しみだ。ツアーのタイトルは、”THE END TIMES”。

アコギ・ツアーにおいては、『ギッシュ』の曲を全部3分で演奏したりしている(笑)。
こちら。
http://www.stereogum.com/1809960/watch-billy-corgan-play-a-medley-of-every-song-from-gish-in-3-minutes/video/

ビリーのツイートを読んでいる限りでは、初のアコギ・ツアーは大成功のよう。
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