というわけで、観た方へお知らせ。
なんと、今回の『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』にオビ＝ワン・ケノービとヨーダが出ている！！！気付かなかったですよね？？？私も全然気付きませんでした。
というのも、両者、声の出演だったのです。
J.J.エイブラムスが、エンターテイメント・ウィークリー誌で語っています。
http://www.ew.com/article/2015/12/20/jj-abrams-reveals-obi-wan-and-yoda-are-star-wars-force-awakens
デイジー・リドリー演じるレイが、ルークのライトセイバーに引き寄せられていくシーンがあります。そこで、フラッシュバックして、彼女が様々な場面を観るのです。そこで、なんとヨーダとオビ＝ワン・ケノービの声が使われているということ！！！この記事によると何と言ったかまで書かれてないので、耳の準備をして、ヨーダの声を捜すしかないです。またルークが『帝国の逆襲』で、「NOOOOOOO!」と言ったところも使われているそう。分からないよ〜（笑）。
オビ＝ワンについては、ユワン・マクレガーが新たに声を収録したそう。さらに、もう亡くなったアレック・ギネスの声も使われているのだそうです！！！
どうやってやったかというと、かなりマジカルなのですが。オビ＝ワンがそのシーンで言っている台詞は、「Rey....these are your first steps"(レイ、これが君の最初の1歩だ）。
J.J.曰く「ユワンに、スタジオで、ボイスオーバーをして欲しいとお願いしたんだ。彼は本当に最高で、僕らは本当に感謝の気持ちで一杯だった。しかも彼はすごく優しいし、もちろん超カッコ良くて、終わったら、バイクに乗ってさっそうと帰っていたんだ。マジで史上最高にクールなボイスオーバーの俳優だったよ」
それでその後編集をしている時に、プロデューサーのひとりでもあるBryan Burkが、「Rey」と言ってるところだけをJ.J.に聞かせたのだそう。「ユワンが言ったレイ？」とJ.J.が聞いたら、それがなんとアレック・ギネスの声だったということ！もちろんもう亡くなっているので、「レイ」なんて言ってもらえるわけがないのだけど、彼が、Afraid （アフレイド）と台詞を言った箇所があり、そこから、「レイ」だけを編集したのだということ。すごい！なので、その台詞は、「レイ」だけ、アレックが言って、その後は、ユワンが言うという、つまり、新旧のオビ＝ワンの声でできているのです！
J.J.曰く「しかもその言い方が、もしアレックがいたら、そうやって言って欲しいとお願いしただろう言い方だったから、もうまったく完璧すぎてクレイジーだよ！！！」と。
またヨーダについても、実際にフランク・オズが新たなボイスオーバーをしてくれたそう。ただ、映画では結局過去の音声を使ったということなのだが。
J.J.は、「彼がレコーディングしているのを見ている経験と言ったらもうとんでもないことの連続だったよ！彼は映画を良くするためなら、何だって喜んでやるからと言ってくれたんだ」。ということは、今回のみならず、これからもその可能性があるかもしれない。
すごく小さいことだけど、興奮するニュースでした！
