主催者は当初「10分休憩」とアナウンスしたが、即「カニエはもう会場を去りましたので、ここで終わりです。気をつけて帰ってください」とアナウンスした。
会場には、カニエのライブを観るために身動きがまったくできないほどの観客がいたので、ブーイングも出たほどだったが、「家族の緊急事態」ということで、みなしぶしぶ帰った。
家に着いてみたらローリング・ストーン誌が、パリのホテルで、キム・カーダシアンが警察の格好をした強盗に襲われ、銃を突きつけられたと報じている。
http://www.rollingstone.com/music/news/kanye-west-ends-meadows-set-abruptly-due-to-family-emergency-w442998
ケガなどはなく、今は安全な場所にいるという。とりあえず良かったが、かなり動揺しているということで、カニエが心配するのも当然だ。
カニエは“Heartless”の演奏中に突然止めたのだが、その瞬間の映像はこちら。
https://twitter.com/Genius/status/782762614996762624
メイン・ステージでカニエの直前に出演したチャンス・ザ・ラッパーも、「僕の名前はチャンス・ザ・ラッパーです。イリノイ州シカゴ出身です。今日は、イリノイ州シカゴ出身のカニエ・ウェストの前座をするためにここに来ました!」と謙虚な発言を連発していたし、カニエの直前に別のステージでライブをしていたThe 1975も、「もうすぐカニエだよ!」をかわいく連発していた。両者とも、わざわざそんなこと言わなくても、彼らのファンが思う存分楽しんでいたのに。