視聴率アップ!オスカー2

視聴率アップ!オスカー2

さっそく訂正。
「おくりびと」のアメリカ公式ウェブサイトを見たら、スクリーンの右下に小さい字でこれから公開と書いてありました。

失礼いたしました……。でも……あまりに小さすぎる。そして具体的じゃない……。
私が焦っても仕方ないのですが。

というわけで、10%視聴率はアップしたそうです。

全体的には、まるでブッシュからオバマの時代へ、抑圧から開放されたように涙たくさんあり、笑いありミュージカルあり、そしてゲイの権利を訴える政治的コメントあり、さらに、コメディアンではない初めての司会者を起用したり歴代のオスカー受賞者が候補者を紹介するなど新たな試みにも満ちたドラマチックなショーだったのではと思います。

ブラピ&アンジーが離婚後初めてジェニファー・アニストンと公の場で対面もしたし!カメラが2回パンしましたがブラピもアンジーも超ナチュラル・スマイルであれこそオスカー!とも思いましたが(笑)。


それから、「コミュニティ」をテーマのひとつにした今回のショーでは、普段はオスカーから無視される「アクション」「ロマンス」「コメディ」まで紹介され、敵ではなくて、ひとつなんだ、という表示がされ、それもなんとなく今の世情に合っていたし。


作品としては、本当に『ミルク』より『スラムドッグ』のほうが優れていたのかとか『フロスト/ニクソン』だって素晴らしい作品だったとか『ベンジャミン』だって野心的なアート作品だったじゃないかとか、それぞれがそれぞれの理由で優れた作品だったと思うのでオスカーはひとつでは足りなかったとは思いますが。


カオス(=インド)の中から立ち上がり、成功と大金を手にするわけだけど最終的に主人公が突き進んだ理由というのは愛だった、というシンプルで力強いロマンがあれだけのオスカーを獲得したのは、時代がそれを信じたかったから、と思えば納得がいきます。

唯一……
ベストピクチャー5本すべての興行成績を足しても、『ダークナイト』の半分にも満たないのです。
まだ言うか?という感じですが(笑)。

これで『ダークナイト』が「コミュニティ」に入れてもらえば本当に大満足なオスカーだったのに、と思いました……。

最後に今の最大の心配は、ミッキー・ロークがいつアル中に戻ってしまうのだろうか、ということ。「LOVE OF MY LIFE」と言っていたチワワも先週亡くなってしまったので……。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on