レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、アーケイド・ファイア、カンバーバッチ、ロードが、女性の中絶権を覆す最高裁草案に引き続き反発を表明。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、アーケイド・ファイア、カンバーバッチ、ロードが、女性の中絶権を覆す最高裁草案に引き続き反発を表明。

アメリカでは、女性の中絶権を覆す最高裁のリークした草案が論争となっている。
https://rockinon.com/blog/nakamura/202603

それに対して、アーティストが、引き続き反発の声明を発表している。

―― レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、リプロダクティブ・ジャスティス(女性自らが妊娠、出産、避妊、中絶などについて決定権を持つこと)を支援し立ち上がるとともに、リプロダクティブの自由を制限したり、コントロールしようとする試みとは、引き続き戦っていくつもりだ。

中絶を犯罪にすることは、貧困層、黒人、先住民、有色人種、不法滞在のコミュニティなどを偏って苦しめることになる。

両主要政党が継続的に、右方向へ移行していることは、我々全員にとって警報であるべきだ。

目を覚ますような叫び声がとてつもなく必要であり、そのためには、人々の命に暴行を加えるような政界の古老に反旗を翻すラジカルな人々のパワーを組織しなくてはいけない」


レイジは、2020年に行うことになっていた”復活”ツアーを7月からとうとう開始する!

本来なら今年のコーチェラに出るはずだったがキャンセルし、それを含むツアー前半を来年に延期した。理由は分からないのだが、NYではマディソン・スクエア・ガーデンで当初の予定通り5日間もライブを行う。

ツアーが発表された当時は、米大統領選の年で、しかも、当時問題となっていたアメリカ国境線沿いのテキサス州エル・パソがツアー初日だったため、なんとタイムリーと思ったが、その後コロナで延期。大統領選も終わってしまったので、タイムリーではなくなってしまい、どんな感じになるのか少し不安だったのだが、複雑な気持ちではあるが結局は心配無用だった。

世の中信じられないようなことが起き続けているので、正に反旗を翻す人々を結集させるために、レイジのようなラジカルな叫び声が今こそ必要なのだ。

―― アーケイド・ファイア
米番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、発売されたばかりの新作『WE』から新曲”The Lightning I, II”を披露。歌い終わった後で、「女性が選ぶ権利は永遠に永遠だ」と語った。

ちなみに、もう1曲”Unconditional I”も披露し、これは息子さんと母の日だったこともあり、お母さんに捧げられた。

―― ベネディクト・カンバーバッチ

アーケイド・ファイアと同じ回で『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、番組の最後に、「1973」と書かれたTシャツを着て登場。女性の中絶の権利を支援することを表明した。1973年は女性の中絶の権利が認められたロー判決が下された年。

―― ロード
現在行われている全米ツアー中に、度々コメント。

「私の体は、私がファッキング決める」とコメントしている。

さらにそれ以前には、「みんなもそうだと思うけど、ニュースを聴いて吐き気がするし、心が張り裂けている。私たちの体は、私たちのものではないと考えている人がいるなんて。これについて何と言えばいいのか、まだ言葉も見つけられないでいる。あまりに大きなことだし、重いことだと思うから」と、”Hard Feelings/Loveless”の前に語った。



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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、アーケイド・ファイア、カンバーバッチ、ロードが、女性の中絶権を覆す最高裁草案に引き続き反発を表明。

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