公開まで指折り数えている映画『バービー』だけど、そのサントラのメンツが豪華すぎるのでそれはそれでまた楽しみだ。
https://rockinon.com/blog/nakamura/206370
そのトラックリストに未発表の曲が２曲あって何気に気になっていたのだけど、なんと、その1曲がビリー・アイリッシュと判明した。
ビリーがインスタで発表。しかも、映画についても「泣ける」とコメントしている。
マーク・ロンソンがプロデュースしたこのサントラは監督のグレタ・ガーウィグ曰く「ディスコ」がテーマとなっているのだけど、このビリーの曲はもしかして泣けるバラードなのかも。というのも、この曲について発表した後に、聴いただけで「泣く準備」万端になるピアノの映像をTikTokにポストしているから。「あああああああああ!!!
“What Was I Made For”が、７月13日午前７時（西海岸時間＝日本時間７月13日午後11時）に発表されるよ!!!!!!!
この曲は『バービー』のために書いた曲で、自分でもこれ以上ないくらい嬉しい。
この映画はみんなの人生を変えると思うから。この曲もそういう曲であって欲しい。
泣く準備をしておいて」
と。
@billieeilish ♬ original sound - BILLIE EILISH
サントラとはいえビリーが曲を出すこと自体約1年ぶりなので、待ちきれない！！！！！
またビリーにとって『バービー』が実際、どれだけ意味があったのかも分かるあまりに可愛いインスタストーリーもポスト。
クリスマスにバービーのドリームハウスをもらっている写真から、バービーがテーマの誕生日会をやってお母さんがバービーのケーキを作ってくれている写真など。「自分は何のためにいるのか？」という意味のタイトルだけど、バービーが彼女の子供の頃にすごく大事だったのは、これでよく分かる。
しかしこうなると気になるのは、未発表の曲があと1曲あること。ハリー・スタイルズなんじゃないか！などと勝手に予想していたのだけど、考えている間に、もう1曲発表された。FIFTY FIFTYだった。
確かに”今”を考えるとKポップスターが入って然るべきだ。しかも、この曲はビリーとの曲と真逆の王道のバービーな弾けた曲。
アルバムのプロデュースをしたマーク・ロンソンがサントラについて語っている。
まず、サントラに収録したい夢のアーティストのリストをガーウィグとともに制作。サウンドの方向性は、基本的には、キラキラのポップソングで、だからデュア・リパに、チャーリーXCX、さらに今最も輝いている存在、アイス・スパイスを起用したいことなどは決まったそう。そして、彼女たちの弾ける曲と相反するようなテーム・インパラやハイムの曲も自然にできて重要になっていった。
この取材の時点では、2曲が未発表で、そのうちの1曲は「今最大のビッグスターで、だけど個人的にもバービーに特別なつながりがあるアーティスト」と答えている。そこでライターが、「ビリー・アイリッシュか？」と尋ねたらはぐらかしている。なので、その「今最大のビッグスター」というのは、ビリーのことなのだと思う。
また、監督は”Xanadu”や、ビージーズがインスピレーションとなったと上の記事で言っているけど、それらの曲が入った『バービー』のプレイリストも発表している。
現在は、サントラの中からNicki Minaj & Ice Spice の”Barbie World”がアメリカのシングルチャートのトップ10に入っている。
限定のカラーバイナルなどもあるアルバムの発売は７月21日。
映画の日本公開は８月11日だ。
現時点で発表されているトラックリストは以下の通り。６曲目か11曲目がビリーか、FIFTY FIFTYということだと思う。仮に入れてみる。
1. Lizzo, “Pink”
2. Dua Lipa, “Dance The Night”
3. Nicki MInaj & Ice Spice, “Barbie World (With Aqua)
4. Charli XCX, “Speed Drive”
5. Karol G, “Watiti (feat. Aldo Ranks)
6. （仮）Fifty Fifty “Barbie Dreams (feat. Kaliii)
7. Tame Impala, “Journey To The Real World”
8. Ryan Gosling, “I’m Just Ken”
9. Dominic Fike, “Hey Blondie”
10. Haim, “Home”
11. （仮）Billie Eilish, “What Was I Made For?"
12. The Kid Laroi, “Forever & Again”
13. Khalid, “Silver Platter”
14. PinkPantheress, “Angel”
15. GAYLE, “butterflies”
16. Ava Max, “Choose Your Fighter”
ちなみに、ビリーの近況をまとめると、2021年にセカンドアルバム『Happier Than Ever』を発売し、2022年にEP『Guitar Songs』を出して、2022年には『Turning Red』にサントラの曲を提供しているが、オリジナルの曲はしばらく出していない。なので、今年新作が出るのではと期待されている。
最近は、かつて発表したドレイクのカバー”Hotline Bling”をアナログで発表したり、
また、Labrinthの”Never Felt So Alone”に参加し、今年のコーチェラでのパフォーマンスも強烈だった。
ライブでは、先月６月22日、パリで地球温暖化問題を訴えるグローバルシチズンのイベント”Power Our Planet”に出演。フィニアスはソロでも出演した。
この後は、世界のフェスでヘッドライナーとして、９月16日まで出演。それから今年終わりにかけて新作が出るんだろうか？？！！
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